こうやって突破しました。35歳webデザイン未経験者の就職面接(主に制作会社)

こうやって突破しました。35歳Webデザイン未経験者の就職面接 ポートフォリオ&面接

「webデザイナーの面接っていったいどんなことを聞かれるんだろう?」

「よく考えたら志望動機って何を言えばいいのかな?……実は自分でも整理できてない……」

う~ん、わかります。未経験だと不安ですよね。

 

この記事では35歳まで料理しかやったことなかった私が、webデザイナー面接で質問されたこと(と答え)をご紹介します。

書類応募は40社以上、面接を7件(派遣含む)受けました。ほぼ全部web制作会社です。

 

同じような試行錯誤をしながら戦っている未来の仲間に、少しでもお役に立つ情報が提供できたら、と思っています。

 

※制作会社なので事業会社のwebデザイナーとはたぶん質問の傾向が違います!(事業会社受けてないのでたぶんですけど…)

webデザイナーの就職先は大きく分けて、制作会社と事業会社がある

制作会社のwebデザイナー…いろんな会社から注文を受けてひたすらサイト作って納品。管理や更新もやる。本当は納品した後のビジネス上の結果を出すのが大事なはずなんだけど…実際は作ってなんぼの商売。なので制作スキルはとにかく上がるし、いろいろな業界に関わることが多い。

事業会社のwebデザイナー…自社のサイト等を担当する。自社に関わるデザインのみなので、制作スキル自体は制作会社ほどは上げられない。でもとにかく結果が求められるので、マーケティングやSEOなどの経験値は上げられる。ホワイト企業にいきたいなら基本的にこちら。

 

志望動機やビジョンについての質問

さて、やはり面接と言えばまず最初に来るのがこれ、志望動機。

最初にして最大の関門、悩みますよね。

 

私の場合こんなことを思ってました。

  • 「年齢を重ねて異業種から…どう言えば伝わるのだろう」
  • 「「デザイナー」という響きからして、何か特別な理由が必要そうな気がする」
  • 「絵を描いてきたわけでもないし、webも詳しくない…アピールできない…」

 

でも振り返ってみると、実は最初の志望動機を答えた後に、本当の質問がはじまることが多かった気がします。

本質を探るような質問がけっこうたくさん飛んでくることが多かったです。

 

本質を探るっていうのは、

「ほんとにやり続けたいの?」「入った後何年もかけて地道にやっていくんだよ?わかってるの?」って感じです。

なので、面接官に「入社後のイメージも目標も大丈夫です!」ということが伝わるように考えましょう。

以下がよくあるパターンなので、しっかり答えられるように準備しましょう。

 

なぜwebの中でもデザインなんですか?

私の場合は、「webにもともと興味があり…」という志望動機だったので、「webの中でもなぜデザイン?」という二の矢がきました。

もし「デザインや絵が好きで…」という志望動機なら、逆パターンで話が進むかもしれません。そういう人はまず「なんでデザインの中でもwebなの?」という質問に明確に答えられるようにしましょう。

 

ちなみに私はこう答えていました。

「私はこれまでずっと料理というモノづくりにやりがいを感じてきました。

料理は食のサービスの中ではお客様の口に入る前の最後の仕事です。(料理の前に農家や加工業者などたくさんの人がいるので。)

一番近くで直接反応を見られるからこそ、小さな工夫を重ねることの大切さを感じてきました。

webの中でも特にデザインをやりたいと思った理由も同じです。

ユーザーに一番近い距離で、工夫を積み上げられる仕事をしたいと思っています。」

 

別バーション。

「今までやってきた料理とwebデザインに同じやりがいを感じられそうだと思ったからです。

最高の食材でも、おいしそうだと思わせなければ選ばれません。webの世界でもいいコンテンツが見にくくて選ばれないこともあります。

普通の食材でも料理の工夫次第で化けることもあります。webの世界でも凡庸な中身を見せ方次第で素晴らしくもできます。

webの仕事でも、効果を最大にできる、結果が出せるデザイナーを目指します。」

こじつけっぽいですけど、いや実際こじつけなんですけど、それっぽくしようと必死でした、笑

 

履歴書やポートフォリオにも「料理に似ているので選んだ」的なことを簡単に書いておいたので、この質問がよく来たのかもしれません。

面接官も金太郎あめのような面接ではなく、オリジナリティを感じられる有意義なやりとりをしたいと思っているものです。質問されやすいようにキーワードを散りばめておくのも作戦の一つかもです。

 

3年後の目標は?どうなっていたいですか?

これは入社後の長期ビジョンをもっているか、キャリアを描けているか、の確認ですね。

正直まだやったことないので、そんな先のことわかりません、って思っていました。

でも面接官もそれはわかった上で聞いています。

 

なので、方向性はともかく上を目指していることを伝えていました。

「まだ現場を一度も経験していないのでどの方向に進んでいきたいのか、正直わかりません。

ですが、3年後にはデザインのリーダーあるいはディレクターとしてチームをまとめられるようになることを目標にしています。

またはプログラミングに強いコーダーのスペシャリストになります。」

社内で他をひっぱるリーダーになる!、

もしくは技術を極めてスペシャリストになる!

といういずれか(または両方の可能性)をはっきり伝えるようにしていました。

 

ちなみに2か所でこのビジョン系の質問を受けましたが、いずれも3年でした。

さらにつっこまれて、個人としての制作スキル等は除いて企業内でのポジション・キャリアプランを答えてほしい…というパターンもありました。

 

ちなみに面接の定番質問と言えば、「弊社を特に希望した理由は?」ですよね。

でも制作会社の面接では、これは聞かれないパターンも多かったです。

事業会社なら絶対聞かれそうですけどね…一応参考までに。

 

デザインへの関心、目標

こんなサイトが作りたいというのがあれば挙げてください

これは結構聞かれるので準備しといた方がいいかもしれません。

単純に「このサイトがデザイン的に好きです」とかだったらその場で答えられます。ですが、面接官は個人のセンスとか好みには興味ありません、たぶん。

どうしてこれを作りたいと思うのか、自分の目標やビジョンと結びつけて答えるのがいいと思います。

私の場合は、料理をやってきたのである包丁メーカー(販売店)のサイトを挙げました。

理由はこんな感じにしていました。

高い専門性を持ちながら主婦の目線でコンテンツが作られている。

ブランドとしての高級感がありながら敷居の高さは感じさせないデザイン性がある。

他のメーカーのサイトでこうした両立ができているところはなく、業界の中でも突出している。

自分もデザイナーとして消費者との架け橋になれるような仕事、結果を出せる仕事がしたいと思っている。

 

その他今後の成長をはかられるような以下の質問が多かったです。

  • これまでの仕事で難しいと感じたこと、それをWEBデザイナーとしてどう生かせる?
  • 今のところデザイナーとコーダーならどっちよりだと思っているか、どちらをやっていきたいか?

 

その他制作会社でよくある質問

やる気の再確認

残念ながら確認のような形で以下よく聞かれます。

  • 客先常駐に抵抗はないか?
  • 繁忙期の残業に抵抗はないか?

もうこれダメでもはいって言うしかないやつですね…未経験者に選択の余地はない…

どうしても嫌なら制作会社ではなく事業会社がいいと思います。

 

制作会社だとサーバーやネットワーク知識も重視

面接前はデザイン以外だとExcelなどofficeソフトのスキルがよく聞かれそうだと思っていました。

まあ実際よく聞かれるんですが、意外と制作会社の面接官が重視するのがサーバー関係でした。

質問はこんな感じです。

  • 作品はどうやってアップロードしたのか?FTPソフトの使用は大丈夫か?
  • 自宅のネットワーク環境はどうなっている?
  • 学校のデザインの授業以外でやったことは?

私の場合は、レンタルサーバーを借りてWordpressのテーマ作りをしていること、ローカルでも開発環境を作ってみたりしたことを話しました。

実際学校卒業した後に、ぜんぜんわからないところからちまちまやっていただけなんですが、かなり突っ込んでいろいろ聞いてきてくれたので、たぶん評価されてたんだと思います。

実際、制作会社ではサーバーやネットワーク環境、データベースなどは避けて通れない分野です。特に既存サイトの更新やメンテナンスが多い会社だと、サーバー側の問題とかも含めて対応を考えることもあるので必須です。

 

でもwebの中でもデザイナー目指す人ってその辺苦手な人多いと思います。(私もとても苦手で会社ではいつも詳しい人に助けてもらっています……)

ですので周辺知識も勉強しています…努力してます、というのが少し伝わるだけでもグンと評価は上がります。

事業会社のwebデザイナーなら不要かもしれませんが、制作会社なら入社後も絶対役に立つのでその辺の勉強・体験をしてみるのはおすすめです。

ちょっとかじるだけで、他の応募者と大きく差がつけられるかも!コスパいいと思います。

 

作品について知りたいのは時間

ポートフォリオのサイト作品についての質問は以下が多かったです。

  • このサイトはどのくらいの時間で作ったか
  • このサイトはどういう理由で作ったのか(授業なのか、テーマは決まっていたのか、など)
  • どの部分を「作った」のか(このイラストは? 文章は? など)

面接官が主に聞きたいのは制作スピードのようです。スピードの意識といった方が正確かも。

なのでポートフォリオに制作時間を書いておいても、どこの作業にどれくらいの時間を使ったのかとかけっこう突っ込まれたりします。

 

実際制作現場で求められるのもスケジュールや納期を守れるスピードです。(また制作現場では「工数」といって必要時間数をもとに見積もりを出します。)

 

「ゆっくりならだれでもいいサイトが作れる」というのはよく聞く言葉です。

でも実際未経験でスピードに自信がある人なんていませんよね。

私もそうでした。でも入社してから嫌でも速くなっていくのを実感しているので大丈夫です。

なので制作時間はちょっとくらいはったりをかまして答えて大丈夫!!入ってしまえばなんとかなりますよ!

 

※ちなみにイラレやフォトショについてはポートフォリオの作品を見て判断しているようで…あまり質問はされないことが多かったです。質問のしようがないのかも…

 

逆質問タイムの使い方

「何か質問はありますか?」の時に私は企業への質問ではなく、以下のようなことを聞いていました。

  • ツールとしては何を使える人が欲しいのか?
  • 一番市場価値が高いと思うのはどんな人材か?
  • 未経験者にスキル面で求めることは何?

もしかしたら「こいつはうちで長く働く気があるのだろうか?」と思われてたかもしれません。笑

実際「次に(他の応募先で)面接を受けるまでに何を勉強すればいいのか聞いておこう」という意図がありました。

正直落ちるのが当たり前だと思って面接を受けていたのもあって、ただでは帰りたくないと思って質問していました。

でもこれが意外にも高評価になり「熱意と真剣さが伝わりました」と最終面接に進んだところもあります。

 

おすすめはしませんが、結果的にうまくいったのでここで紹介しました。でも評価を上げようみたいな魂胆だと絶対ダメだと思います。

私のように「未経験者はどうすれば採用ラインに乗るのかほんとにどうか教えてくれ!」という本気モードの人なら、聞いてもたぶんマイナスにはならないのでやってみてください。

学校の先生やエージェントもいろいろアドバイスをくれると思いますが、やはり制作現場の人の話を生で聞けるのは一番貴重だからです。

 

ちなみに…

上記「未経験でもどんな人材なら欲しいか?」などの答え要旨は以下です。

  • WPができる人(案件自体もWPが多いが、なによりWP開発ができるということはPHPもできるということなので)
  • コーディング力(最初にやる仕事は修正・更新・作られたデザインを具現化することなので)

そして今の会社の面接では、上記の答えを実行していたことを話し採用していただけました。

 

合格できる案件に接触しよう!

ここまで個人的な体験を読んでくださった方ありがとうございます。何か参考にしてチャレンジしよう!と思っていただけたらうれしいです。

未経験でwebデザイナーを目指す人にとって、面接はスタートにして最大の試練です。

でもここを乗り切れば、一気に変身できます!全身全力で挑む価値があります。

くじけそうな時は、毎日デザインを仕事にできている自分の姿を想像してみてください。

 

そして最後に…重要なこと。実は面接ってその前に勝負が決まっていることも多いです。

戦いや会議が始まる前に勝負がついている、と言われるのと一緒ですね。

面接で言うと、「受かりやすい案件」に応募しているか、発見できているかです。

でもそれって未経験の自分ではよくわからないですよね。

そこで!転職エージェントを活用することをおすすめします。実は私も使いました。

自分で手当たり次第に探した求人ではなく、転職のプロがその人ごとにあった案件を紹介してくれます。未経験だからこそ、これは大切です。

面接の受け答え、書類のサポートなどはとても勉強になります。ぜひ検討してみてください。

今読んでくれているあなたがwebデザイナーになる目標をかなえられるよう応援しています!

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