未経験のWebデザイナーに求められるスキルと内定をもらうコツ

未経験のWebデザイナーの就職活動は厳しさを極めます。

35歳だった私は50社以上落ちました。全部Web制作会社のデザイナー職です。

最終的に正社員で内定をいただきました(最近2年目に突入)。

この記事の方向性でやっていけば制作会社から内定をもらうことができると思います。逆にこれを避けてしまうと難しいよ、という内容でもあります。

 

逆質問「どういうスキルがある人材がほしいか」で得た答え

私は就活中面接の際に「どういうスキルがある人材がほしいか」聞いていました。

熱意を伝えたい意図もありましたが、このまま漠然と受けていてもまず受からないだろうなと思ったからです。(つまりどうせ落ちるなら他社の面接で役立つように何か得て帰ろうというやけくその質問w)

 

で素直にその答えを聞いて強化することにより、未経験で35歳という業界最高齢!?wで正社員での採用をいただきました。

この記事で内容を紹介しようと思ったのは、
まぐれで一社受かったのではなく、求められるスキルと内定をもらうコツを押さえていった結果だからです。(実際内定をもらったところ以外でも二次に進めるなどじりじりと手ごたえが上がっていました。今の会社に内定したので辞退したところもあります。)
またなによりも面接官から生で収集しているので貴重です。
また数も両手以上なのでそれなりに信頼度は高い情報かと。

同じように制作会社のデザイナー志望の方のお役に立てばと思い以下評価されるスキルをまとめます。

なおアシスタントでの採用などの場合はこういったスキルより「Photoshopが素早く扱える」みたいな方が評価されるのかもしれないです。あくまで制作会社の正社員狙いの参考にしてください。

 

1位 WordPress(PHP)

どの会社でも決まって「WordPress」という答えが含まれていました。たしかこれが含まれていなかったことはなかったはず。

少なくとも2018年時点で欲しい人材No.1だったということです。

ちなみに一番評価されるスキルはjavascriptだと思っていた(学校などでそう聞かされていた)私としては意外でした。

内定をもらうコツ

この答えを得た後「WordPressのテーマを作る」という作業をしたのですが、PHPに触れたこともなかったので最初ぜんぜんわからず就活中の完成には至りませんでした。

ただ「作っている」「作ろうとしている」ということが評価されて合格に至ったのは間違いないです。

実際、「構築する際のサーバーは?」「MAMPとか?どういう環境で開発している?」「テーマづくりでどこで行き詰っている?」など突っ込んだ質問を受けられるようになりました。

「○○ができるデザイナーになりたいです。」みたいな漠然とした会話しかなかった最初の頃と比べると面接の温度・濃度がグッと上がりました。

 

ちなみにWordPressは言語としてはPHPになります。(「WordPressができる人=PHPができる人」)

ただしデザイナーが関わる範囲という意味ではPHPがバリバリ書ける必要はありません

それよりもシンプルでいいのでテーマを作るみたいな作業を通じてWordPressという仕組みの全体像をつかんでおく方がいいです。

 

なおポートフォリオサイトはWordPressで作るのがおすすめです。

既存テーマを使い、動きなどはプラグインなど使いまくってOKです。

理由としては、内部的な仕組みはわからなくても

  • WordPressに触ったことがある
  • 管理画面に慣れている
  • プラグインをつかったことがある

といったことも大事ですしそれも評価になるからです

私は面接でWordPressでポートフォリオを作っているのは評価できると言われました。
(デザインや内容はひどかったですがとにかくWordPressで作ったというところが評価のポイント)

実際「WordPressに拒否反応(触ったことがないなど)がなければいいです」と言われたこともあります。

ここでの「いい」というのは最低条件はクリアの意です。逆に言うとWordPress寄りの制作会社の場合触ったことすらないとそれだけで落とされる可能性があると感じました。

 

2位 javascript

必ずではなかったですがほとんどどこでもこれは出てきました。

つまり1位と一緒に「WordPressとjavascript」。この答えが一番多かった。

Webデザイナーに対するアンケートなどでも身につけたいスキルNo.1になることが多いですね。

 

javascriptスキルが欲しい理由とスキルの程度

現場では新規制作なら特にjQueryプラグインなどを活用することがほとんどです。(主に時間的な面から)

とはいえjavascriptの読み書きが必要になる場面は少なくありません。

特殊な条件があるためプラグインなどに頼れず自分で書く必要があることがこの一年でも数回ありました。

また修正やリニューアル案件などでバリバリjavascriptで書いてある部分を改造することも何度かありました。

 

とはいえjavascriptができないと受からないというわけではないです。

実際私はあまりわかってないですし。毎度ググってなんとか読解して乗り越える程度です。

デザイナーはその程度でも大丈夫だと思います。拒否反応があるときついですが。

(訓練校の先生はこのことについて「javascriptが(書けないけど)読めるというのも立派なスキルだ」という言い方をしていました。)

 

内定をもらうコツ

振り返るってみると

落ちたときは「学校でjQueryをなぞった程度です。」と言っていました。

合格をいただいた面接では「javascriptは習いました。できます。」と言いました。

正確に表現すると前者になりますが、後者もウソをついているわけではないのがミソです。

 

実際どの職種でも何々ができるというのはあいまいなものです。

未経験でjavascriptができると言える人はかなり少ないので、こう言えば「おっ」と思わせられます。

 

経験者だとある程度業種・業界の尺度がありますが、未経験なら言い切ることが大事です。

「今はできてないけど全力でやります」という覚悟を伝える場なので。実際学校で習ったHTMLやPhotoshopなどのスキルもベテランから見たらたかが知れているのです。

具体的に言うと「javascriptできるって言ったくせにできないじゃないか」と入社後叩かれるリスクを全力で背負ってしまえばいいだけです。

と言ってもさすがに基礎の基礎くらいはなぞっておかないと言えないと思うので、そこは訓練校などに頼らず少し自助努力しましょう。

逆に基礎さえできていれば先輩に質問できますし、あまりわかってなくてもだましだましいけます。現場で経験を積みながら「できる」をほんとにしてしまえばいいです。

 

3位 会社による

3位と銘打っておいてなんですが、1位と2位以外は答えがバラバラでした。

抽象的でしたしあまり覚えていないというのもありますが会社によって以下のような感じでした。

(※なお応募先は全部Web制作会社で職種は「Webデザイナー」でした)

  • 将来的にリーダーとしてチームをまとめられる人
  • デザインだけじゃなく技術全般に強い人材
  • プログラム開発やserver関係の知識もある人

「Photoshopが使える」などのできて当たり前な答えがなかったことは当然として、着目したいのが「デザイン力」系の答えがなかったこと。

作って保守してなんぼの典型的な制作会社ばかり受けていたからかもしれません。

インハウスデザイナーやコンサル系のWebデザイナーだと答えは変わるのだと思います。

 

ただし全体の傾向としていわゆる「デザインだけ」という人材は需要が低いということです。

また単にPhotoshopなどのツールが使える、HTMLが書ける、こういったことは専門家でなくてもできる時代です。

この記事の1位と2位の両輪を押さえた上で、+αのスキルをアピールするのが難関の未経験合格をもらうコツかと思います。

 

ただ私もそうでしたがデザイナーを目指す人はプログラムや開発などが苦手なので、敷居が高いと感じるかもしれません。

ただ訓練校などでHTMLとCSSをしっかり身につけたという人の場合は自信を持っていいと思います。この2つさえしっかり身に着けていればWordPressもjavascriptも意外と慣れるのは速いものです。

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