webデザイナーの資格を目的別に分類してみた

Webデザイン関連の主な資格分類 WEBデザインの資格・検定

「webデザインに関する資格って何をとればいいんだろう?」こう感じる人は多いと思います。

なにしろまず資格の数自体がとても多いので。

 

また関連する知識の範囲も広いですし、技術の進歩もはやい。

逆に言うとそれに比例して資格がたくさんあるんですね。

 

この記事では「今自分がどんな資格を取ったらいいのか」

目的別に切り分けを行なってみました。

 

webデザイナー関連の資格を分類したらこうなった

以下、当サイトサゴデザ流の切り分けです。

まず、webデザイナー職に求められるスキルを「デザイン力」「コーディング力(プログラミング力)」に分けます。(Y軸)

次に資格試験の傾向を実技(ツールの使用)と知識・理論に分けます。(X軸)

するとこういう図になりました。。

Webデザイン関連の主な資格分類

関連資格をすべて網羅するとキリがないので

知名度、主催団体による価値などから絞ってみました。

 

上の表から中央に位置する資格はウェブデザイン技能検定という結論になったので

迷ったらまずこれをやってみるのがいいと思います。

最もおすすめは「ウェブデザイン技能検定」

公式サイト http://www.webdesign.gr.jp/

主に正しいコーディング知識と実務能力を実証できる資格です。

webデザイン関連では唯一の国家検定なので、認知度も高いです。

学科と実技があり、この資格の勉強でバランスよく基礎力をつけることができます。

迷ったらまずはこの「ウェブデザイン検定3級」からスタートするのがいいと思います。(私は数か月前に合格できました。試験実施月は5月、8月、11月、2月です。)

 

個人的には公式サイトがぜんぜん「デザイン」って感じじゃないのが残念ポイント。

ちなみに実技試験で問われるのも典型的な昔ながらのサイトデザインです。

 

 

さてここからは上表の4方向に向かってそれぞれ特長別になっていきます。

以下表に入れたものの中からより絞ったものを簡単にまとめました。

各分野の代表的資格

コーディング×実技「Webクリエイター能力認定試験」

公式サイト https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/

サーティファイ主催で、「スタンダード」と「エキスパート」があります。

ワイヤーフレームやデザインカンプをもとにした出題のため、実務に近い試験です。

画像の作成・編集問題もあるのでデザイナーとしての必須スキルすべてが試されます。

エキスパートは知識問題もあるため、基礎知識の定着にもつながります。

 

コーディング×知識「HTML5プロフェッショナル認定資格」

公式サイト https://html5exam.jp/

HTML5はweb技術の基盤です。

この資格は「Webデザイナー白書」で「取得したいと考えている資格」1位になったこともあるほどです。

同じく「Webデザイナー白書」で近いうちに習得したいものは?で上位を独占するjavascript、マルチデバイス対応なども試験範囲なので、かなり実践的。

選択式の知識問題ですがその知識は実務に直結するため、この資格は価値が高いと感じています。

 

デザイン×実技「Photoshop®(Illustator®)クリエイター能力検定試験」

公式サイト https://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/

サーティファイ主催で、「スタンダード」と「エキスパート」があります。

指示に従ってコンテンツを制作する能力が問われます。

ツールの基礎的な操作を習得していることの証明になる資格です。

仕事ではどうしても使う機能に偏りがでますが、

特に「エキスパート」を取得することでまんべんなく操作をマスターできるはずです。

※エキスパートは知識問題もあります。

サーティファイの試験の特長は実技が主体であることです。

 

デザイン×知識「色彩検定」

色彩検定 https://www.aft.or.jp/

色彩検定は知名度も高いですし、一度学んだら古くならないです。

今ちょうど今月の受験に備えて3級を勉強中ですが、いいです。基礎理論は大切ですね。

 

3級は色の分類、色彩心理・効果など色彩に関する基本的な理解が試されます。

2級は配色、ビジュアルデザインなど。

1級はさらに文化やビジネス・環境などに生かす方向が加わってきます。

 

また「UC級」というのがあります。これは色のユニバーサルデザイン級。

まだ新設されて間もないですが、Webの世界はアクセシビリティが重要度を増してきているのでこの級には注目しています。

 

カラーコーディネーター検定試験

色彩検定と並んでよく聞く資格がこれ。

キャッチコピーは「”色彩(カラー)”でビジネスを彩る」とあるだけにビジネスよりの考え方が問われます。

3級は色の性質などの基本知識ということで色彩検定に近いですが、2級から違いが出てきます。

2級は「生活者・生産者・コーディネーター」という視点別。

1級は「ファッション・商品・環境」という3分野に分かれています。

 

その他の資格

「PHP技術者認定試験」

今Wordpressを中心に需要が高いのがこれかなと思います。

最近現場で感じることは、javascriptも大切だけどPHPの方が優先順位高いかなってこと。

やっぱりWordpressの案件が多いので。

クライアントのWeb担当者にとっていかに運用しやすいかを考えて動的なサイトを作れる人が今後も重宝されそう。

 

「webデザイナー検定」

公式サイト https://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/index.html

公式サイトリンクのみ貼っておきました…笑

 

「web検」

Web検 公式サイト https://webken.jp/design/

分類表には入れてませんが、上司が受験して曰く「内容がすごくよかった」と感心していたので、いつか受けたいと思っている資格です。

CBT方式でいつでも受けられるみたいです。(試しに公式サイトから申し込みに進んでみたら、会場・日時選択ができました。)

 

Webデザイン以外にも

Webリテラシー、Webディレクション、Webプロデュースという試験があるので、

ディレクター職など幅を広げていきたいときにいいかもしれないです。

 

Googleアナリティクス関連

ディレクターなど上位職となると、

Webやマーケティング全般の総合力が必要になってくると思うので、

Google アナリティクスなどはやはり学習しておいたほうがいいと思います。

今後はデザイナーも経営やマーケティングなどが必要になってくると言われています。

 

資格の価値は時代とともに変化する

webの世界は本当に進歩が速いです。

数年前に当たり前だった技術が全く使われなくなることも当たり前です。

そのあたりも踏まえてどの資格を取るべきか考えることも大事かもしれません。

Webデザイン関連の主な資格分類

単純に資格の価値という点で考えると、

デザイン×理論に位置する「色彩検定」などがいちばん安定していると思います。

一度得た基礎知識は一生使えます。

コーディングルールやツールがどんどん変化していくのとは対照的です。

 

逆にその他のエリアに属している資格は時代が変わると価値がなくなることも多いと思います。

でもそれだけに最新情報・ツールを実務ですぐに生かせるというメリットがあります。

でも私はwebデザインの世界では、この実務性の方が大事だと思っています。

そこを突き詰めるとじゃあ別に資格いらないじゃん…って結論になりそうなので、次の見出しへ。

 

webデザイナーに資格は必要ない?

そもそもですが、デザイナーに資格は必要なのでしょうか?

結論から言うと、webデザイナーになるためには資格は必要ありません。経験と実績、その過程で培われたスキルがすべてです。

当然就職・転職活動では主にポートフォリオ(作品集)が重視されます。

つまり「履歴書に書けるから」という理由での受験はほぼ意味がないと思います。

資格取得が奨励されている会社もある

資格取得が奨励されている会社では、社内での客観的な評価アップになります…←私の会社がそう。(常に次の受験目標を決めてないといけない会社なので、どうせやるなら目的をもって取り組もうとして調査・分析した結果がこの記事です。)

ちなみに同じデザイナーでも開発者寄りの人、システムを作ること自体に興味が強い人が資格の勉強を比較的高く評価している気がします。

逆にデザインすることが好きな人、ビジネス上の結果が欲しい人はほとんど資格に興味は持っていません。

履歴書に書いても意味はない=では資格に全く意味がないか、というとそうとは言えません。

 

デザインの資格を目標にしないこと!あくまでスキルアップの手段の一つ。

デザインの現場は基本的にはその時々で必要なことを独学して補完していくのが通常です。

ですがそれを繰り返していくと、人それぞれ知識のムラやクセが出てしまいやすいです。

 

そこで、資格の勉強をプラスすることで偏りなくスキルアップがしやすくなるんですね。

私は足りない栄養を補完するサプリみたいな感じで捉えています。

 

また自分に強制的に学習の習慣をつけさせるという意味でも有効だとは思います。

毎日ちょっとずつ蓄積していく意識を持つと仕事中も毎日何かしら吸収しようとする姿勢が持てるのでいいなと思っています。

 

もちろん、日常の実務や仕事上直近で必要になる勉強の方がはるかに大事なので

取得を目標にしすぎない、こだわりすぎないようにうまく活用していきたいと思います。

お金と時間を有効活用しよう

  1. 資格の種類がとても多いので、やみくもにとると内容がかぶる。資格コレクターは時間の無駄なので気をつけたほうがいい。
  2. どの資格も受験料が高額(1万越えも多い)。テキスト代もある。手を広げすぎると、お財布的にもきついので厳選したほうがいい。

 

 

資格の分類まとめ、いかがでしたでしょうか。

今後受験したものがあれば追記していきたいと思っています。

もろもろ参考にしていただけたら幸いです。

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